根の深い木 世宗大王の誓い

シリーズ紹介

イ・ジョンミョンによる同名の歴史ミステリー小説を元にドラマ化。「宮廷女官チャングムの誓い」「善徳女王」をヒットに導いたキム・ヨンヒョンと、同じく「善徳女王」のパク・サンヨンが再びタッグを組み、脚本を手がけた。ハングルの生みの親である世宗大王を、16年ぶりのドラマ復帰となるハン・ソッキュが演じ、もうひとりの主人公チェユンを、チャン・ヒョクが演じた。青年時代の世宗役でソン・ジュンギが出演している。第48回百想芸術大賞では、テレビ部門大賞と脚本賞を受賞した。

1418年、譲位により朝鮮王朝第4代国王・世宗が即位するも、実権は前王の太宗が握り続けていた。王権強化のために有力な臣下をことごとく粛清する太宗は、世宗の義父であるシム・オンとその一家、そして使用人ソクサムを反逆罪で処刑する。ソクサムの息子トルボクは、父の亡がらを横目に、幼なじみのタムとその場から逃げ出す。およそ30年後の1446年、「世宗が父を殺した」と思い込むトルボクは、“チェユン”と改名し、世宗への復しゅう心を胸に武官として宮中へ入り込む。そこで、かつて離れ離れになってしまったタムと再会するのだが……。

ジャンル:ドラマミステリー時代劇韓流・韓国

原題:뿌리깊은 나무
製作国:韓国

シリーズ

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

ドラマレビュー

3.5点数つけるのが難しい…

mijuさん
2023年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

いつかは観たいと思う作品&重そう、という理由でずっと後回しになっていましたが、内容が超絶薄いドラマに出会ってしまい、濃いものに飢えたのでいよいよ手をつけました。

民のために独自の文字“ハングル”を作った王・世宗に対して、これまで貴族しか学ぶことのできなかった“漢字”を駆使することで権力や尊厳を保ってきた人々の反発を描いています。
主人公が男性、そして復讐が題材なだけに、力強く、濃く、息ができない攻防戦が続きました。

第4話からハン・ソッキュが登場するのですが、ストレートな物言いで、臆さず、賢く、それはもはやキム・サブのよう!
ムヒュル役のチョ・ジヌンさんは、いわゆるイケメンではないのですが、「ソル薬局の息子たち」で醸し出してた何とも言えないオーラや魅力に惚れ、「シグナル」でもっと好きになり、今作でもやっぱりかっこよすぎました。

シン・セギョンちゃんも、「ハベクの新婦」でキレイな女優さんだな、くらいしか思ってなかったのですが、ラストの演技、神がかってました…!
そう、ラスト、ラストがもう…!

内容もしっかりとしていてマイナスな点は特にないのですが、見終わって疲れるくらいだったので、わたしの採点基準により☆3.5です。

miju
すべての映画レビューを見る(全1件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る