SUPERNATURAL スーパーナチュラルシーズン2 : 特集

イケメン兄弟サム＆ディーンが超常現象に挑む！

　22年前、幼少の頃、黄色い目の“悪霊”に母親メアリーを殺された、兄ディーン、弟サム、父親ジョンのウィンチェスター家。兄や父と距離を置き、大学に入ったサムだが、母親と同じように悪霊に恋人を殺される。こうしてサムはディーンと、消息を絶った父親を探して全米各地を旅しながら、ゴーストなどの怪奇現象と対決していく――！

　そのものずばりの“スーパーナチュラル（超常現象）”をタイトルに掲げ、ホラーやアクション、サムとディーンのチームワークなどの見せ場を満載した「SUPERNATURAL　スーパーナチュラル」。待ちに待った“セカンド・シーズン”のリリースが始まった。

都市伝説をモデルにした、多彩なホラー・アイテムが登場

　毎回「X-ファイル」ばりに怪奇現象が描かれる本作。前シーズンでは、幽霊、怪物、超能力、魔女、吸血鬼など多彩なホラー・アイテムが登場したが、特筆すべきは「白いドレスの女」（メキシコの都市伝説）、「ブラッディ・メアリー」（米国版こっくりさん）、「飛行機の幽霊」など、実際の都市伝説をモデルにしたエピソードが多く、リアルで説得力がある上、日本人にとって新鮮なことだ。

　そんな各エピソードを横軸にしつつ、連続ドラマとしての展開を縦軸にすることで「スーパーナチュラル」の世界は壮大に拡がっていく。兄弟の父親である悪霊ハンターのジョン、一家以外にも全米各地にいる悪霊ハンターや悪魔祓い師、サムとディーンが出会う謎めいた美女たち（！）など、個性あふれるゲスト・キャラがサムやディーンと、時に繰り返し絡むことで、謎が謎を呼ぶ。サム自身にも、幽霊の出現を予知できる能力や念動力があることが明らかになった。

　そしてファースト・シーズン終盤、父親ジョンと再会したサムとディーンは、あらゆる悪霊を倒せる拳銃“1835年製コルト”を入手したが、これを狙う悪霊の手先にジョンが捕らえられてしまった。再び現れた“悪霊”と戦ったディーンは父親を取り返したが、瀕死の重傷を追う。しかも直後、一家3人が乗った車に謎のトラックがぶつかってきて、車は大破してしまう……。電光石火のラスト・シーンにびっくりしたファンは多いはずだ。