「ベター・コール・ソウル」俳優が製作会社を設立 ソニーとファーストルック契約
2020年4月20日

Photo by Amy Sussman/Getty Images
人気ドラマ「ベター・コール・ソウル」の主人公ソウル・グッドマン役で知られる俳優ボブ・オデンカークが、製作会社カル・ゴールド・ピクチャーズを設立した。また、同社が「ベター・コール・ソウル」の制作を担う米ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンとファーストルック契約を結んだことも明らかになった。
米Deadlineによれば、同社は今後、力強いキャラクターと社会性を反映させた魅力的な物語を描く企画を手がけていくという。また、同社のテレビ部門責任者として、コメディ・セントラルの元タレント&開発部門バイスプレジデントのイアン・フリードマンが迎えられている。
オデンカークは、「私は、ショービジネスと呼ばれるこの大がかりな見世物芝居の世界で、脚本家としてキャリアをスタートさせた。これがデフォルトの態勢で、私が画面に出ていないときは、たいてい企画を練るという地獄の最中にいる。ソニーやイアンのような温厚で経験豊かな相手と、ついにこの地獄を共有できることをとても嬉しく思う」と語っている。
オデンカークが主演する「ベター・コール・ソウル」は、大ヒットドラマ「ブレイキング・バッド」に登場した犯罪弁護士ソウル・グッドマン(オデンカーク)の若き日を描く前日譚で、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが制作し、2015年に米AMCが全米放送を開始した。同作は、2021年放送のシーズン6で完結することが発表されている。