DCドラマ「THE FLASH フラッシュ」の子役が急死 享年16歳
2020年4月6日

写真:Backgrid/アフロ
DCコミック原作の米人気ドラマシリーズ「THE FLASH フラッシュ」で主人公フラッシュ/バリー・アレンの少年時代を演じたローガン・ウィリアムズさんが4月2日(現地時間)、16歳の若さで急死した。米ハリウッド・レポーターほか複数の米メディアが報じている。
ウィリアムズさんの母親マーリセさんは同3日、カナダ・Tri-City Newsの取材に対し、「悲しみに打ちのめされている」と悲痛な面持ちで息子の死を認めたが、代理人から正式なコメントはなされておらず、死因についても現段階では明らかになっていない。
カナダ出身のウィリアムズさんは10歳の時、米テレビ映画「The Color of Rain(原題)」で子役デビュー。その後、超高速で移動する能力をもつDCコミックの人気ヒーロー、フラッシュことバリーを主人公にした米The CWのヒットドラマ「THE FLASH フラッシュ」に少年時代のバリー役で抜てきされ、シーズン1とシーズン2第1話を含む計8話に出演した。ほか、米有料チャンネルHallmarkのヒューマンドラマ「こころ呼ぶとき」ではマイルズ役で準レギュラーを務めた。
突然の訃報には、過去に共演した俳優らもショックを隠しきれない様子で、SNSは驚きと悲しみの声で溢れかえっている。
「THE FLASH フラッシュ」で大人になったフラッシュ/バリー役を演じるグラント・ガスティンは自身のインスタグラムに、「撮影現場ではいつも、ローガンの才能はもちろんのこと、プロ意識の高さに感心させられていました。想像を絶する悲しみのなかにおられるであろうご遺族に、心よりお悔やみ申し上げます。どうか皆さんも、ローガンとご遺族のことを想いながら、この奇妙で困難な時期を乗り越えられるよう祈ってください」というコメントに、パイロット版の撮影時に撮ったウィリアムズさんとジェシー・L・マーティン(ジョー・ウェスト刑事役)とのスリーショットを添えて投稿した。
また、同ドラマでバリーの父ヘンリー・アレン役を演じたジョン・ウェズリー・シップも、「ローガンが亡くなったと聞いて、悲嘆に暮れている」とツイート。「若き日のバリーを、熱意をもって全力で演じ上げた彼は本当に素晴らしかった。ストーリーが進み、少年期のバリーが出てこなくなった時は、キャストもスタッフもみんな、彼が居なくて寂しい思いをしたものだ。ご家族やご友人に、心からお悔やみを伝えたい」と哀悼の意を表している。