テレビドラマ版「エリン・ブロコビッチ」のパイロット版制作にゴーサイン
2020年1月28日

写真:Everett Collection/アフロ
米ABCがテレビドラマ版「エリン・ブロコビッチ」のパイロット版制作にゴーサインを出したと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
エリン・ブロコビッチ氏は、正式な法律教育を受けていないにも関わらず、巨大企業を相手に集団訴訟に勝利した実在の女性で、2000年にスティーブン・ソダーバーグ監督が「エリン・ブロコビッチ」のタイトルで映画化。ヒロインを演じたジュリア・ロバーツは、アカデミー主演女優賞を受賞している。
米ABCは2019年10月から現在のエリン・ブロコビッチの活動にインスパイアされたドラマ「Rebel(仮題)」の企画開発を行ってきた。弁護士資格を持たないアドバイザーが、弱者のために闘うというストーリーで、「グレイズ・アナトミー」「シェイムレス」の脚本家クリスタ・バーノフが準備を行ってきた。このたび、米ABCはパイロット版の制作を、バーノフがファーストルック契約を結ぶABCスタジオに発注。ヒロインは、「サン・オブ・アナーキー」のケイティ・セイガルが演じることになる。
クリスタ・バーノフといえば、企画・製作総指揮のションダ・ライムズがNetflixに引き抜かれたあと、「グレイズ・アナトミー」の立て直しを行った立役者として知られている。また、消防署を舞台にした「グレイズ・アナトミー」のスピンオフ「ステーション19」においても脚本家チームを率いるショーランナーを務めている。