ドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」メインキャスト15人が発表
2020年1月22日

Photo by Dominik Magdziak Photography/WireImage/Getty Images
米アマゾン・スタジオが1月13日(現地時間)、米テレビ批評家協会(TCA)のプレスツアーにてテレビドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」のメインキャストを一斉に発表した。米Deadlineなどが報じている。
本作は、英作家J・R・R・トールキンの「指輪物語」を下敷きに、第二紀と呼ばれる時代区分を舞台とする野心作。小説「ホビットの冒険」「指輪物語」の舞台が第三紀にあたるため、映画「ホビット」および「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの前日譚となる。
制作総指揮を務めるジョン・D・ペインとパトリック・マッケイは、「世界規模のキャスティングを敢行した末にようやく決まった、第1弾メインキャストの面々をご紹介します。並外れた才能を持つ彼らは、本作に出演する俳優というだけでなく、中つ国を新たなビジョンのもと世界中のファンにお届けするために、全力で取り組んでいる『ロード・オブ・ザ・リング』ファミリーの新たなメンバーでもあります」というコメントとともに、主要キャラクターを演じるレギュラー陣15名を発表した。
主演は、英俳優のロバート・アラマヨと豪女優マーケラ・カベナーという若手ふたり。特にアラマヨは、大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で若き日のエダード・スタークを演じて注目を集めたのち、「ノクターナル・アニマルズ」「ガルヴェストン」などのインディペンデント映画を経て、マシュー・ボーン監督による人気シリーズ最新作「キングスマン ファースト・エージェント」でメジャー映画デビューを果たす注目株だ。当初はウィル・ポールターがキャスティングされていたが、スケジュールの都合で降板している。
ほか、ナザニン・ボニアディ(「HOMELAND ホームランド」「スキャンダル 託された秘密」「ホテル・ムンバイ」)、モーフィッド・クラーク(ドラマ版「ライラの冒険」)、イスマエル・クルス・コルドバ(「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」)、オウェイン・アーサー(英ドラマ「ヒンターランド」「カジュアルティ」)、エマ・ホーバス(「ライク、シェア、フォロー」)、タイロー・ムハフィディン、ソフィア・ノンベテ、Netflixオリジナルシリーズ「ワンダーラスト 幸せになるためのセラピー」で女優デビューしたばかりの新星ミーガン・リチャーズ、同じくNetflixの新ドラマ「メディチ」のチャーリー・ビッカース、ディラン・スミス(「スペクトル」「メイズ・ランナー 最期の迷宮」)、トム・バッジ(「ガンズ&ゴールド」)、ダニエル・ウェイマン(「さすらいの人 オスカー・ワイルド」「大いなる遺産」)、そして、「ゲーム・オブ・スローンズ」のベンジェン・スターク役で知られ、エディ・レッドメイン主演ドラマ「愛の記憶はさえずりとともに」で英国アカデミーテレビ賞にノミネートされた実力派ジョゼフ・マウルと、英米豪から多彩な顔ぶれが出そろった。
本作は、2月にニュージーランドでクランクイン予定。最初の2話は、「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のフアン・アントニオ・バヨナ監督がメガホンをとる。