「ウォーキング・デッド」マギー役のローレン・コーハン、シーズン10でカムバックの可能性
2019年10月31日

Photo by Desiree Navarro/WireImage /Getty Images
米大ヒットドラマ「ウォーキング・デッド」の最新シーズンとなるシーズン10に、前シーズン途中で番組を降板したマギー役のローレン・コーハンが登場する可能性が濃厚になった。
コーハンは、米ABCの新ドラマ「Whiskey Cavalier(原題)」に主演するため、シーズン9第5話を最後に主人公リック役のアンドリュー・リンカーンとそろって番組を去ったが、その新ドラマが1シーズンで打ち切りになったためスケジュールの調整が可能に。同作の制作・放送を手がける米AMCは、シーズン11への更新決定とあわせて、コーハンが同シーズンからレギュラーとして復帰すると発表した。しかし、米エンターテインメント・ウィークリーによれば、コーハンのカムバックはそれより早く実現しそうだ。
ショーランナーのアンジェラ・カンは、シーズン10でマギーの姿を見られるか否かという同誌の問いに、「詳細を明かすわけにはいきませんが、今シーズンのどこかでマギーが登場するかもしれない、とだけ言っておきましょう」と曖昧に返答しながらも、「原作コミックでもドラマでも、マギーは1番のお気に入りキャラクターですし、復帰を強く願っていました」と強い思い入れを認めた。
シーズン9で謎の女性ジョージーとベイビー・ハーシェルを連れてヒルトップを去ったマギーは、自ら築き上げた新しいコミュニティで暮らしているという設定だが、登場人物らが時折マギーの名を口にすることで、その存在を忘れさせないよう努めてきたというカン。「マギーが帰ってくるためには、彼女が今もどこかで元気に暮らしているという事実を、視聴者の念頭に植えつける必要があると感じていました。あくまで一時的に不在というだけで、登場人物らも皆、日々さまざまな問題に直面しながら、愛する仲間である彼女のことをいつも思っているということを、何らかの手段で伝えるべきです」と語る。
さらにカンは、マギーの復帰はもちろんのこと、コーハンと再び仕事をできるのが何より楽しみだと言う。「とにかくローレンのことが大好きなんです。温かくて愉快な彼女は、撮影現場でもいつもみんなを和ませてくれました。現行のストーリーにマギーのキャラクターを上手く組み込むためには、かなりの工夫が必要でしたが、念願の復帰がようやく実現して本当にうれしく思っています」と興奮した様子でファンの期待をあおった。
「ウォーキング・デッド」シーズン10は、FOXチャンネルで日本独占放送中。