「ゲーム・オブ・スローンズ」ナオミ・ワッツ主演の前日譚は中止に 新たなスピンオフが制作決定

2019年10月30日

スピンオフは波乱のスタート
スピンオフは波乱のスタート
Photo: Helen Sloan/HBO (C)2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.

 ナオミ・ワッツ主演で準備されていた「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚ドラマの制作が中止されたことが明らかになり、その数時間後、米有料チャンネルHBOは正式に新たな前日譚である「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題)」の制作を公式発表した。米Deadlineなどが報じている。

 ワッツ主演の前日譚は、本編シリーズの数千年前を舞台に「英雄たちの時代(Age of Heroes)」から暗黒時代へと落ちていくさまが描かれる予定だった。原作者であるジョージ・R・R・マーティンと「キックアス」や「キングスマン」の脚本家ジェーン・ゴールドマンが共同で企画し、ゴールドマンがパイロット版の脚本を執筆した。

 2018年6月、HBOはパイロット版の制作にゴーサインを出し、テレビ演出家のS・J・クラークソン(「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」)が監督を務め、北アイルランドで撮影が行われた。しかし、仕上がりに対する評判が芳しくなく、再編集に時間がかかっていると報じられていた。

 そしてこのほど、制作総指揮を兼ねるゴールドマンが関係者に企画がボツになったとメールを送ったことが発覚。この件に関して、HBOは正式発表をしていない。

 ただし、HBOは複数のスピンオフを企画しており、9月には今回制作が公式発表された前日譚「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題)」のパイロット版制作にゴーサインを出していた。マーティンと「COLONY コロニー」「ランペイジ 巨獣大乱闘」のライアン・J・コンダルが企画・制作総指揮を務めるもので、本編シリーズの300年前の世界を舞台に、ターガリエン家の凋落のはじまりを描くことになるという。

 20年4月に独自のストリーミングサービスHBO Maxを立ち上げるワーナーメディアとしては、なんとしても大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」関連のコンテンツが欲しいようだ。