元FBI長官の回想録ドラマ、トランプ大統領役はブレンダン・グリーソン

2019年10月9日

ブレンダン・グリーソン
ブレンダン・グリーソン
Photo by: Nathan Congleton/NBC/NBCU Photo Bank via Getty Images

 元FBI長官の回想録「より高き忠誠 A Higher Loyalty 真実と嘘とリーダーシップ」のドラマ化において、アイルランド出身のベテラン俳優ブレンダン・グリーソンがドナルド・トランプ米大統領役を演じることが明らかになったと、米Deadlineが報じている。

 「より高き忠誠 A Higher Loyalty 真実と嘘とリーダーシップ」は、トランプ大統領にクビにされたジェームズ・コミー元FBI長官による回想録で、今年4月に全米で発売され、すでに200万部を超えるベストセラーとなっている。

 映像化権をめぐる争奪戦の末、「キャプテン・フィリップス」や「ハンガー・ゲーム」などを手がけたビリー・レイが脚本、アレックス・カーツマン(「スター・トレック:ディスカバリー」)とシェーン・サレルノ(「野蛮なやつら SAVAGES」)が製作総指揮という強力布陣を組んだCBSテレビジョンスタジオが獲得。企画開発を進めてきた。

 主人公のコミー元長官役をジェフ・ダニエルズ(「ジム・キャリーはMr.ダマー」「ニュースルーム」)が演じることがすでに決定しており、今回、トランプ大統領役にグリーソンが決定したことで、来月予定されているクランクインに漕ぎ着けることができそうだ。

 グリーソンといえば「ハリー・ポッター」シリーズのアラスター・“マッドアイ”・ムーディ役をはじめ、「ブレイブハート」「ギャング・オブ・ニューヨーク」「コールド・マウンテン」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」などに出演している個性派俳優。最近は、スティーブン・キング原作ドラマ「ミスター・メルセデス」で主役を務めている。

 今回のキャスティングについて、全4話のすべての脚本と演出を手がけるレイは、「役者にとって、ドナルド・トランプを演じる以上に難しい挑戦は想像がつきません」「独特の存在感と特異なダイナミズムが求められます。また、トランプの心理状態を内側から演じるためには勇気と強い意志が必要です。おまけに、とてつもない才能があり、見る者を楽しませなくてはなりません。これらの条件をクリアできる役者はそうはいませんが、ブレンダンは違います。このキャスティングに興奮しています」とコメントしている。

 本作は、CBSテレビジョンスタジオとファーストルック契約を更新したばかりのカーツマンの制作会社シークレット・ハイドアウトと、サレルノのザ・ストーリー・ファクトリー、ビリー・レイのホームラン・プロダクションズが共同で制作を行う。米有料チャンネルのShowtimeと、米ストリーミング配信サービスのCBS All Accessで公開される予定だ。