ガル・ギャドット、女優で発明家へディ・ラマー描くドラマに主演

2019年8月6日

ガル・ギャドット
ガル・ギャドット
Photo by Stephane Cardinale - Corbis/Corbis via Getty

 「ワンダーウーマン」のタイトルロールで知られるガル・ギャドットが、往年のハリウッド女優にして発明家でもあったヘディ・ラマーの生涯を描く、米Showtimeのミニシリーズに主演することがわかった。

 オーストリア出身のラマーは、1930年代初頭に当時のチェコスロバキアで女優としてのキャリアをスタートさせたが、裕福な兵器製造業者フリッツ・マンドルとの結婚を機に一時引退。離婚後に移り住んだフランス・パリでMGMの創始者ルイス・B・メイヤーに見いだされ女優復帰し、ハリウッドに進出を果たして以降は、「ブーム・タウン」(1940)、「美人劇場」(41)、「サムソンとデリラ」(49)といった大作に次々と出演。40年代を代表するハリウッド女優のひとりとなった。

 また、第2次世界大戦中には、女優業のかたわら作曲家のジョージ・アンタイルとともに、連合国軍の魚雷無線誘導システムが枢軸国側から通信妨害を受けないための初期的な技術を開発するなど、発明家としても活躍。この技術の原理は、BluetoothやWi-Fi、GPSといった現代の技術にも取り入れられている。この発明の功績が称えられ、他界後の2014年には、アンタイルと揃って全米発明家の殿堂入りを果たしている。

 米Deadlineによれば、米人気ドラマ「アフェア 情事の行方」のクリエイターでショーランナーを務めるサラ・トリームが脚本を執筆。ギャドットと夫のヤロン・バルサーノ、ウォーレン・リトルフィールド(「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」)が共同で制作総指揮にあたる。

 ハリウッドスターとしての華やかな活躍と革新的な発明の数々で、「実在のワンダーウーマン」と称されるラマーに焦点を当てたプロジェクトを長年模索していたというギャドット。自身にとって初となるアメリカのテレビドラマでどんなラマー像をみせてくれるのか、期待は高まるばかりだ。