Hulu「ハンドメイズ・テイル」シーズン4へ更新決定
2019年7月30日

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米Huluの大ヒットドラマ「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」が、シーズン4へと更新されることが決定した。米バラエティが報じている。
同作は、カナダ文学界の巨匠マーガレット・アトウッドのディストピア小説が原作。環境汚染によって少子化問題が深刻化した架空の全体主義国家を舞台に、「子どもを産むための道具=侍女」として行動を極限まで制限された女性たちの葛藤を描く。
シーズン1は、米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞のドラマシリーズ部門で、作品賞を含む主要8部門を制覇。続くシーズン2でも、ゴールデングローブ賞テレビ部門(ドラマ)5冠とエミー賞2冠を達成するなど、批評家から圧倒的な支持を集めている。最新シーズンとなるシーズン3は、6月5日(現地時間)から全米配信がスタートしたため、今年度エミー賞の対象外となっているが、2020年には再び賞レースを席巻することは間違いなさそうだ。
キャストには、主人公ジューン役で第69回エミー賞ドラマシリーズ部門主演女優賞を受賞したエリザベス・モスを筆頭に、同助演女優賞に輝いたアン・ダウド、ジョセフ・ファインズ、イボンヌ・ストラホフスキー、マックス・ミンゲラ、マデリーン・ブリューワー、サミラ・ワイリーら実力派が集結している。
原作者のアトウッドが自ら脚本を執筆し、「ER緊急救命室」「ミディアム 霊能捜査官アリソン・デュボア」など数多くのヒットドラマを手がけてきたブルース・ミラーが、ウォーレン・リトルフィールド(「FARGO ファーゴ」)、アイリーン・チェイケン(「Empire エンパイア 成功の代償」)、主演のモスとともに制作総指揮を務める。
Huluプレミア「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」シーズン3(全13話)は、現在アメリカで配信中。日本での配信開始日は初秋予定。