米ベストセラー「リンカーン弁護士」がテレビドラマ化
2019年6月26日

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米作家マイクル・コナリーのベストセラー小説「リンカーン弁護士」が、テレビドラマ化されることになりそうだ。米ネットワーク局のCBSが、同著のテレビドラマ用にパイロット版の制作を発注した。企画・制作総指揮はデビッド・E・ケリーで、制作はA+EスタジオとCBSテレビジョンスタジオが担当する。
小説版「リンカーン弁護士」は、高級車の後部座席を事務所代わりにロサンゼルスで活動する刑事弁護士ミッキー・ハラーが主人公のリーガルサスペンス。「判決破棄 リンカーン弁護士」「証言拒否 リンカーン弁護士」などの続編がある。2011年には、マシュー・マコノヒー主演で「リンカーン弁護士」として映画化された。また、同じくコナリー作品で「リンカーン弁護士」とクロスオーバーしている刑事ハリー・ボッシュを主人公にした人気シリーズも、Amazonにより「BOSCH ボッシュ」としてドラマ化されている。
弁護士で脚本家のケリーは、「LA ロー 7人の弁護士」を経て、「シカゴ・ホープ」「アリー my Love」「ザ・プラクティス」「ボストン・リーガル」などのヒットドラマを連発。最近では、Amazonプライムビデオの「弁護士ビリー・マクブライド」、米有料チャンネルHBOの「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」などを担当。「リンカーン弁護士」の放送が正式決定すれば、久々にネットワーク局のドラマを手がけることになる。