「Empire エンパイア 成功の代償」シーズン6で終了

2019年5月22日

ジャシー・スモレット(右端)、シーズン6に出演なるか
ジャシー・スモレット(右端)、シーズン6に出演なるか
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 先ごろシーズン6への更新が決定したばかりの米人気ドラマ「Empire エンパイア 成功の代償」が、同シーズンをもって放送終了となることがわかった。米バラエティが報じている。

 2015年に米FOXで放送スタートした同シリーズは、スラム街での暮らしからヒップホップ・アーティストとして成功を遂げ、大手レコード会社“エンパイア社”のCEOにまで上り詰めたルシウス(テレンス・ハワード)を長とするライオン一族が、後継者の座をめぐり熾烈な争いを繰り広げるさまを描くドラマ。同性愛やハラスメント、薬物依存といった様々な社会問題を織り交ぜながら、華やかな音楽業界の裏側をリアルに描き出したとして批評家からも高く評価された。第73回ゴールデングローブ賞では、テレビ部門作品賞(ドラマ)にノミネートされたほか、クッキー役のタラジ・P・ヘンソンが同部門主演女優賞を受賞した。

 しかし1月末、ライオン家の次男ジャマル役を演じるジャシー・スモレットが、シーズン5を撮影していた米シカゴ市内で暴行される事件が発生。スモレットは当初、暴行犯らが人種・同性愛差別的な罵詈雑言を吐きながら顔に殴りかかり、さらには「ここはMAGA(ドナルド・トランプ米大統領が掲げるスローガン“Make America Great Again”の略)の国だ」と叫んでいたと証言したうえで、ヘイトクライム(憎悪犯罪)を主張していた。だがその後の捜査の結果、事件がギャラ交渉のための自作自演だった可能性が持ち上がり、治安びん乱罪および警察に虚偽の通報を行った容疑でシカゴ警察に逮捕される事態に。3月には証拠不十分で不起訴となっている。

 20世紀フォックス・テレビジョンと共同で制作・放送を手がけるフォックス・エンタテインメントのチャーリー・コリアーCEOは、番組終了を発表するにあたり、「ファンの期待に応えるべく、テレビ史に残るファイナルシーズンにしたい」と抱負を述べたものの、スモレットが最終シーズンで復帰を果たすか否かについては、「現段階でその予定はないが、次シーズンに関してはまだ脚本を書き始めてもいないため、なんとも言えない」と明言を避けた。

 フォックス・エンタテインメントと20世紀フォックス・テレビジョンは4月30日(現地時間)、シーズン6への更新を発表すると同時に、スモレットの出演契約も更新したと明かしていた。ファイナルシーズンとなる「Empire エンパイア 成功の代償」シーズン6の米放送開始日は、現時点で未定。

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