「ファーゴ」クリエイターが人気作家M・ベイカーの短編小説を映画&ドラマ化

2019年4月2日

ノア・ホーリー
ノア・ホーリー
Photo by Christopher Polk/Getty Images

 「FARGO ファーゴ」や「レギオン」といったヒットドラマの企画・制作総指揮として知られるノア・ホーリーが、自身の制作会社26 Keysを通じて長編映画「Lost Souls(原題)」と、テレビドラマ「Why Visit America(原題)」を手がけることになった。米Deadlineが報じている。

 「Lost Souls(原題)」と「Why Visit America(原題)」は、いずれも新進小説家マシュー・ベイカーの短編小説が原作。ベイカーといえば、昨年、短編小説「Life Sentence(原題)」の映像化権をめぐり8社が争奪戦を繰り広げ、Netflixが獲得したことで注目を集めた。同作は、現在マット・リーブス監督(「猿の惑星」シリーズ)の制作会社6th & Idahoが企画開発を行っている。

 このたび、26 Keysがフォックス・サーチライト向けに映画化準備をすることになった「Lost Souls(原題)」は、赤ちゃんが魂なしの状態で生まれてしまう世界を舞台に、健康な子どもを産む可能性を高めるために謎の施設に向かう妊婦の物語を描く。また、米ケーブルチャンネルFX向けのドラマとして企画開発されることになった「Why Visit America(原題)」は、アメリカからの独立を宣言したテキサスの田舎町を舞台に、自由を手に入れた住民たちが、新たな生活や人間関係を築いていくさまを描くという。いずれもベイカーが制作総指揮として参加し、「Why Visit America(原題)」に関してはパイロット版の脚本も執筆する。

 ハリウッドが注目する小説家ベイカーの魅力についてホーリーは、「もっとも珍しいタイプの作家です」「マシューは複雑で斬新な物語を、深遠でキャラクター中心の詩小説に昇華できます。彼の作品は独創的でありながら、すがすがしいほど人間的なんです」と説明している。

 一方で、ベイカーもホーリーの手腕を絶賛。「ノアは、現在活躍するなかでもっとも偉大な手品師のひとりです。彼が紡ぎ出すストーリーは、完璧に披露された手品のようです。サプライズや感動を与えながらも、トリックがまったくわからないのです。真に革新的なストリーリーテラーであり、これからたくさんのプロジェクトで一緒に仕事ができることを光栄に思っています」と語っている。

 なお、26 Keysは現在、「To Be Read Backwords(原題)」と、「Transitions(原題)」というベイカーの短編小説2本の映像化準備も進めている。

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