TV版「チャイルド・プレイ」にゴーサイン 生みの親が脚本&制作総指揮
2019年1月31日

写真:Album/アフロ
かねて噂されていた大ヒットホラー「チャイルド・プレイ」のテレビシリーズ化が、このほど正式に決定したと米ハリウッド・レポーターが報じた。
「チャイルド・プレイ」は、殺人鬼の魂が乗り移った人形チャッキーが巻き起こす惨劇を描いた人気ホラーシリーズ。これまで、1988年の第1作「チャイルド・プレイ」から最新作「チャイルド・プレイ チャッキーの狂気病棟」(2017)まで、計7作品が製作されている。
2018年6月、シリーズの生みの親であるドン・マンシーニは自身のTwitterに謎めいたティーザー予告を投稿し、テレビシリーズ化の企画が進行中であることをほのめかしていたが、このたび、米NBCユニバーサル傘下のSyfyチャンネルが、全米各局による争奪戦の末、放送権を獲得したことを発表した。
同シリーズ初となるテレビ版は、米ユニバーサル・ケーブル・プロダクション(UCP)制作のもと、マンシーニが脚本を担当。映画全作でプロデューサーを務めたデビッド・カーシュナー、UCPと共に新レーベル「イート・ザ・キャット」を立ち上げたばかりのニック・アントスカと共同で制作総指揮にあたる。
この決定にマンシーニは、「チャッキーをお茶の間に送り込むという長年の夢を、Syfyという理想的なパートナーと実現することが出来て本当にうれしい。30年間にわたり、世界中の観客を震え上がらせてきた映画版のビジョンに忠実でありながらも、テレビシリーズというフォーマットの利点をフルに活かして、チャッキーのキャラクターをより深く掘り下げて描くつもりだ」とコメント。一方、NBCユニバーサル・ケーブル・エンターテイメントのテレビドラマ開発部バイスプレジデントを務めるビル・マクゴールドリック氏は、「これほどアイコニックなキャラクターを、シリーズの生みの親と共にテレビドラマ化する機会に恵まれるのはめったにないこと。ドンとデイヴィッド、ニックと力を合わせて、チャッキーの物語を視聴者にお届けするのが待ちきれません」と声明で語っている。