ジェレミー・アイアンズ、テレビドラマ版「ウォッチメン」に主演
2018年7月9日

Photo by Theo Wargo/Getty Images for
Brooklyn Academy of Music
米有料チャンネルHBOで放送予定のテレビドラマ版「ウォッチメン」に、イギリスの演技派俳優ジェレミー・アイアンズが出演することが決定したと、米Deadlineが報じた。
同作はアラン・ムーア原作、デイブ・ギボンス作画のグラフィックノベルの金字塔「ウォッチメン」を、「LOST」や「LEFTOVERS 残された世界」などの人気ドラマで企画・製作総指揮を務めたデイモン・リンデロフが映像化する注目作。すでにドン・ジョンソン(「マイアミ・バイス」)をはじめ、レジーナ・キング(「LEFTOVERS 残された世界」)、ティム・ブレイク・ネルソン(「オー・ブラザーイ!」)、ルイス・ゴセット・ジュニア(「愛と青春の旅立ち」)、アデレイド・クレメンス(「華麗なるギャッツビー」)、アンドリュー・ハワード(「24:レガシー」)らの出演が発表されている。そしてこのほど、アイアンズの出演が発表されたが、他のキャスト同様に役どころは明らかにされていない。
「ウォッチメン」は、スーパーヒーローが存在するもうひとつのアメリカ現代史を舞台に展開する歴史改編SFで、ザック・スナイダー監督が2009年に映画化している。リンデロフは、映画版のように原作をなぞるのではなく「リミックス」すると発言しているため、新たな角度から描かれることになりそうだ。パイロット版の脚本はリンデロフが執筆し、テレビ演出家のニコール・カッセル(「THE KILLING」「ザ・フォロウイング」)が演出を手がける。リンデロフの制作会社ホワイト・ラビット、ワーナーブラザースTVが制作を手がける。
ちなみに、「ジャスティス・リーグ」や「レッド・スパロー」などの映画作品で活躍しているアイアンズにとっては、「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」以来のテレビドラマ出演となる。