アマゾンがギリアン・フリンと組み「ユートピア」をテレビシリーズ化
2018年4月24日

(C)Kudos Film & Television Limited 2013
英チャンネル4で2013年から2シーズン放送された傑作ドラマ「Utopia ユートピア」を、米アマゾン・スタジオがリメイクすることがわかった。
米Deadlineによれば、リメイク版は「ゴーン・ガール」原作者・脚本家のギリアン・フリンが、クリエイター、制作総指揮、ショーランナーを務める。
デニース・ケリー脚本「Utopia ユートピア」は、地球で起こる大災害を予言しているカルトコミック“ユートピア”の愛読者たちが、恐ろしい出来事を暗示した極秘の続編原稿を入手し、謎の組織“ネットワーク”の殺し屋に追われながらも、原稿のなかに隠された真相を暴いていくダークサスペンス。
2015年に「ゴーン・ガール」のデビッド・フィンチャー監督がこの作品に興味を示し、フリンを脚本家として誘って米HBOとリメイクを試みた。キャストとしてルーニー・マーラ、コルム・フィオール、エリック・マコーマック、ダラス・ロバーツ、ジェイソン・リッターらが集まったが、フィンチャー監督とHBOが予算面で合意に至らず、リメイク企画は中止になった。
アマゾンによる今回のリメイク版は、フリンのほかにオリジナル版クリエイターのケリーが制作総指揮として名を連ねる。シーズン1は9話構成となる。