J・J・エイブラムス、宇宙を題材にした新ドラマを準備
2018年1月26日

Shutterstock/アフロ
ヒットメーカーのJ・J・エイブラムス監督が新たなテレビドラマ企画を立ち上げたと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
エイブラムスは「フェリシティの青春」「エイリアス」「LOST」「FRINGE/フリンジ」などのヒットドラマを自ら企画したドラマクリエイターだが、映画監督デビューを果たして以来、制作総指揮としてのサポート役に徹していた。最近もジョナサン・ノーランとリサ・ジョイが企画・制作総指揮を務める「ウエストワールド」、キャメロン・クロウ監督が企画・制作総指揮を務めた「ローディーズ(原題)」、スティーブン・キング原作の「11/22/63」を、制作総指揮として支援していた。
しかし、今回のドラマはエイブラムス本人が立ち上げたもので、パイロット版の脚本を自ら執筆。交通事故で昏睡状態になった母を助けるため、娘が地下室でさまざまな実験を行っているうちに、異星での戦争に巻き込まれるというストーリーだという。自身の制作会社バッド・ロボットとワーナー・ブラザース・テレビジョンが制作する同作をめぐり、米有料チャンネルHBOやオリジナルコンテンツの拡充の拡充を進めているアップルなどが争奪戦を繰り広げているという。
ちなみに現在、エイブラムス監督は自らメガホンをとる「スター・ウォーズ エピソード9(原題)」(2019)の脚本執筆とプリプロダクションで多忙を極めている。ドラマ化が実現した際は、脚本家チームを率いるショーランナーを他のクリエイターに託すことになりそうだ。