女性が主人公の「24」が開発中
2017年11月6日

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エミー賞受賞の米大ヒットドラマ「24」をもとに、女性検察官を主人公にした新たなスピンオフが作られることになりそうだとDeadlineが報じている。
「24」は、アメリカのテロ対策ユニットCTUの捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)とテロリストの戦いをリアルタイムで描く人気ドラマ。シーズン8で完結した後、特別編「24 リブ・アナザー・デイ」が放送されている。それ以降では、陸軍兵エリック・カーター(コリー・ホーキンス)に主人公を変更したスピンオフ「24 レガシー」が制作された。
米20世紀フォックスは現在、新スピンオフの主人公を女性検事に設定し、企画開発中。自らが刑務所に送り込んだ受刑者の死刑執行が差し迫るなか、壮大な陰謀を暴こうとするというストーリー。従来の「24」はテロとの戦いが描かれていたが、今回は刑事司法の世界を舞台にスリリングな物語が展開されるという。
フォックスは、「24」を「アメリカン・ホラー・ストーリー」や「FARGO ファーゴ」のようなアンソロジーシリーズにしようとしており、シーズンごとに異なる主人公で物語を描く予定だという。パイロット版はジェレミー・ドネル(「THE KILLING 闇に眠る美少女」)が脚本を執筆。これまで同様に制作総指揮はハワード・ゴードン、ブライアン・グレイザーらが務める。