【コミコン2017】「ゲーム・オブ・スローンズ」女優、ゲスキャラの復帰希望でブーイング
2017年7月24日

米サンディエゴで開催中のポップカルチャーイベント「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」で7月21日(現地時間)、米HBOの大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のトークショーが行われた。
同作は、架空の国ウェスタロスを舞台に、七王国が王座をかけた熾烈な戦いを繰り広げるファンタジー。例年は4~6月にかけ放送されていたが、今年放送の「第七章:氷と炎の歌」は7月16日に始まったばかり。米エンタテインメント・ウィークリー誌によれば、第1話は1晩で1600万人が視聴し、同局の最高視聴者数を記録したという。
今回のパネルでは、「第六章:冬の狂風」の見せ場のひとつをつくったホーダー役のクリスチャン・ナイアンが司会進行を務め、登壇したキャスト9人に質問をぶつけていった。毎シリーズ、主要キャラクターの衝撃的な最期が描かれてきた同作だが、ナイアンは「死なないでほしかったのは誰?」と全員に質問。北部を治めるスターク家の長女サンサを演じたソフィー・ターナーが、「ジャック・グリーソンと仕事するのがとっても楽しかったから、ジョフリーでしょうね」と回答した。すると、結婚するはずだったサンサに対し、父親を処刑するなど非道を尽くしたキャラクターの名前が挙がったことで、会場ではどよめきとブーイングが沸き起こった。
一方、先日来日したブラン・スターク役のアイザック・ヘンプステッド・ライトは、一緒に旅を続けてきたホーダー役のナイアンに「会いたかった?」と聞かれると、「全然」と一度ははぐらかしたものの、「クリスチャンがいないと空っぽだよ」と照れ笑いだった。
また、ファンとの質疑応答では、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」でキャプテン・ファズマ役に起用されたグウェンドリン・クリスティーが、どちらのシリーズのファンも「決してクレイジーではないし、どちらも同じくらい情熱的」と回答。「『スター・ウォーズ』はこの映画で育った私たちに希望や居場所を与えてくれる気がするの。『ゲーム・オブ・スローンズ』のほうはシーズン7に入ったところだけど、同じような気持ちになれるわ」と目を輝かせた。
「ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌」はスターチャンネルで放送中。