「Law & Order」から実話ベースのスピンオフ誕生!新たな出演者が決定
2017年6月26日

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米NBCのテレビドラマ「Law & Order」のスピンオフで、実際の事件をドラマ化するアンソロジーシリーズ「Law & Order True Crime」に、ヘザー・グラハム(「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」「ブギーナイツ」)とエリザベス・リーサー(「トワイライト」シリーズ、「グレイズ・アナトミー」)が出演することがわかった。
2人が出演するシーズン1「Law & Order True Crime: The Menendez Murders(原題)」は、1989年に起こったライルとエリックのメネンデス兄弟による両親殺害事件を、8話構成で描く。ビバリーヒルズの邸宅で何不自由なく暮らしていた兄ライル(当時21歳)と弟エリック(当時18歳)は、エンタテインメント業界の重役だった父ホセと母キティをショットガンで射殺した。90年代に行われた裁判では、父から兄弟への性的虐待や母のアルコール、ドラッグ依存症が明かされるなど、事件は全米の注目を集め、その後兄弟は釈放なしの終身刑を言い渡された。
米ハリウッド・レポーターによれば、ドラマではイーディ・ファルコ(「ナース・ジャッキー」)が主演することが決定しており、ファルコは兄弟の弁護士レスリー・エイブラムソン役を演じる。グラハムは、メネンデス兄弟の精神科医と不倫関係にある、セクシーで感情的に不安定な女性ジュダロン・スミス役を演じるようだ。また、リーサーは、副地方検事パム・ボザニッチ役を演じる。
昨今、アメリカでは実在する事件を題材にしたドラマが人気を集めており、ケーブル局FXの「アメリカン・クライム・ストーリー O・J・シンプソン事件」はエミー賞作品賞、ゴールデングローブ賞作品賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門)を受賞した。
「Law & Order True Crime: The Menendez Murders」は、「Law & Order」シリーズ制作総指揮のルネ・バルサーがショーランナーを務め、「HOMELAND」のレスリー・リンカ・グラッターが監督を務める。NBCで今秋プレミア放送。