スティーブ・ブシェーミ、フィリップ・K・ディック原作のアンソロジードラマに出演
2017年5月8日

Photo by Gary Gershoff/WireImage
SF作家フィリップ・K・ディックの短編を原作にしたテレビドラマ「Philip K. Dick’s Electric Dreams(原題)」に、スティーブ・ブシェーミ、ミレイユ・イーノス、グレッグ・キニアが出演することがわかった。
本作は米アマゾン・スタジオと英チャンネル4が放送権を獲得したSFアンソロジーシリーズで、10話の異なる物語が描かれる。米ハリウッド・レポーターによれば、ブシェーミは「Crazy Diamond(原題)」というエピソードに主演。人工美女に惑わされ悪事に手を染める平凡な男エド・モリス(ブシェーミ)をコミカルなフィルムノワール調で描くもので、ドラマ「ピウス13世 美しき異端児」(ジュード・ロウ主演)のトニー・グリゾーニが脚本を執筆している。
イーノスとキニアが出演するエピソード「Father Thing(原題)」は、エイリアンが各家庭にこっそり潜入しているという設定で、父(キニア)がエイリアンとすり替わっていることを見抜いた少年チャーリー(ジャック・ゴア)が、母(イーノス)と人類を守るために奮闘する。シリーズの制作総指揮を務めるマイケル・ディナーが脚本・監督を手がける。
なお、シリーズにはほかに、制作総指揮としても名を連ねるブライアン・クランストンや、ティモシー・スポール、ジャック・レイナー、ベネディクト・ウォンも出演するという。「ブレイキング・バッド」「THE BLACKLIST/ブラックリスト」などを手がけるソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが制作。すでにイギリスでクランクインしており、今後は米シカゴで撮影が行われる。