「クリミナル・マインド」のリード、リフレッシュは「自宅裏の露天風呂」で

2016年9月13日

FBIに実在する部署で、連続殺人犯の次なる犯行を防ぐべく、プロファイリングで犯人像を推理する“BAU”の活躍を描く大ヒット犯罪捜査ドラマ「クリミナル・マインド」シーズン11の日本初放送を記念し、3度目の来日を果たしたスペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ガブラーがインタビューに応じた。

　シーズン1からレギュラー出演しているガブラーに、10年もの長い間同じ役を演じることは、自身のパーソナルな部分に影響しているか問うと「リードの仕草が僕に影響を与えるし、僕の癖が彼に影響していることもある」と分析。また、見た目の役作りにもこだわりがあるようで、「最初は、僕のプライベートと同じような服を着て演じてたんだけど、飽きてきたから違う服を着るようになった。リードの衣装はクールな大学教授のイメージで、僕の私服は酔っ払った想像の中の友達みたいな感じ」と絶妙な世界観で伝え、笑いを誘う。また、シーズン毎に髪型を変えているらしく、「ヘアスタイルでどのシーズンかわかるように」と自己流のこだわりをもって撮影に挑んでいるようだ。

　シリーズの中で、キャストが1話分の監督を務めることがあり、今シーズンでは第16話をホッチ役のトーマス・ギブソン、第17話をロッシ役のジョー・マンテーニャが担当し、ガブラーは、ペネロープ役のカーステン・バングスネスが脚本に参加した第18話のメガホンをとった。もともと監督志望だったガブラーにとって、監督業は俳優としての仕事でも大きな糧になっているようで、「俳優業で壁にぶち当たることはあるけど、1人の役は大きな作品の中の一部だということを経験上知っている」ことが強みだという。ハードな撮影が続いた時のリフレッシュ方法は「お風呂に入ること。家の裏庭に露天風呂を作って、台詞覚えもそこでするんだ」と知られざるプライベートを披露してくれた。

　「クリミナル・マインド11 FBI行動分析課」はＷＯＷＯＷプライムで毎週火曜夜11:00～放送中。（9月13日（火）午後2:00～第1話リピート放送）