米ドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」がシーズン7で終了へ
2016年9月2日

Photo by D Dipasupil/FilmMagic
米ウォルト・ディズニー傘下のFreeform局で放送されている人気海外ドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」が、現在放送中のシーズン7で終了することが正式に決定したと米Deadlineなどが報じた。2017年4月にシーズン後半の10話(最終話は2時間のスペシャル版)が放送される。
企画・製作総指揮のI・マーレーン・キングが、メインキャストのルーシー・ヘイル、アシュリー・ベンソン、トローヤン・ベリサリオ、シェイ・ミッチェル、サーシャ・ピーターズとともにFacebookのライブインタビュー内で発表した。ヘイルは、「(番組の終了は)ほろ苦いものね。この作品は私たちの人生の素晴らしい一章となったし、それを視聴者のみなさんと共有できて嬉しかった。でもすべての素晴らしいものには終わりがあるわ」と複雑な表情を見せる。
それでも、視聴者に「みなさんはこれまでで最高のファンよ」と感謝し、「今後のエピソードは本当にクレイジー。大きなフィナーレが待っているわ」「今回こそみんなのあらゆる疑問に絶対に答えなくちゃ!」と、この7年間で複雑に絡み合ったすべての謎が明らかになることを明言している。
また、キングはキャストやスタッフ過ごした日々を振り返り、「私たちは家族で、このシリーズに別れを告げるのはつらい」と苦しい胸中を明かす一方で、「ようやくファンの皆さんのすべてのネタバレができると思うとワクワクしますし、最終シーズンの波乱の展開に満足してもらえると信じています」と期待をあおっている。
2010年から放送を開始した同シリーズは、米人気作家サラ・シェパードの同名小説を原作に、米人気ドラマ「ゴシップガール」「デスパレートな妻たち」の制作陣が結集して映像化。女子高生の親友5人グループのひとり、アリソンが失踪したことをきっかけに、残された4人にアリソンを思わせる「A」と名乗る人物から脅迫メールが届くようになる。それぞれの秘密を抱えた4人が、自らの罪と向き合いながらアリソン失踪の謎と「A」の正体を追うミステリーで、10代の若者を中心に人気を博していた。