実写ドラマ版「スター・ウォーズ」に米ABCが意欲
2016年8月15日

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アメリカの主要ネットワーク局のひとつである米ABCが、実写ドラマ版「スター・ウォーズ」の実現を目指していることが明らかになった。エンタテインメント・ウィークリー誌が報じている。
米テレビ批評家協会(TCA)主催のプレスツアーで、同局のエンタテインメント部門を統括するチャニング・ダンジー氏は、同じディズニー傘下にあるルーカスフィルムの「スター・ウォーズ」をテレビドラマ化する予定はないかと聞かれ、「ひとりのファンとして、『イエス』と答えたい」と返答。「ルーカス(フィルム)とはこのことについて話し合いの機会を持っており、今後も話し合いを続けるつもりだ。あのブランドをうちのプログラムに展開する方法を見つけることができたら素晴らしいと思う」と交渉中であることを明らかにした。ただ、気になる内容に関しては、「マーベルが秘密主義だと思ったら、ルーカス(フィルム)はさらに上回っている」と箝口令が敷かれていることを示唆した。
「スター・ウォーズ」を題材にした実写ドラマといえば、かつてジョージ・ルーカスが「スター・ウォーズ アンダーグラウンド」というドラマを企画していたことがある。「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」と「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」のあいだの時代を舞台に、惑星コルサントの裏社会を描くストーリーで、50話分の脚本が執筆されたものの、製作コストが高すぎるとして実現には至らなかった。
現在、米ABCがルーカスフィルムと交渉中のドラマの内容は明らかにされていない。