人気ミステリー「キャッスル」の女性主人公役スタナ・カティックが降板
2016年4月27日

写真提供:アマナイメージズ
米ABCの人気ミステリーシリーズ「キャッスル ミステリー作家のNY事件簿」で女性主人公ケイト・ベケットを演じるスタナ・カティックが、現在放送中のシーズン8をもって降板することがわかった。
売れっ子ミステリー作家のリチャード・キャッスル(ネイサン・フィリオン)が、ニューヨーク市警殺人課の美人刑事のベケット(カティック)とコンビを組んで難事件に挑むミステリー。スタジオは制作費削減のために、オリジナルキャストのカティックと、ベケットの友人で検視官のラニ・パリッシュ役のタマラ・ジョーンズを番組から卒業させる決断をしたようだ。カティックは米Deadlineに対し、「多くの人々に愛される番組の一員になるチャンスを与えてくれたABCに感謝しています。ファンの皆さん、ありがとう」とコメントを寄せた。
18日(現地時間)のスタジオからの発表を受け、共演者たちの間に混乱が広がっている様子。ベケットの同僚ハヴィエル・ エスポジート役のジョン・ウエルタスは次シーズンのオファーを受けていないことをTwitterで明かし、リックの母親マーサ役のスーザン・サリバンは自身の去就については言及していないものの、カティックたちの降板のニュースに「驚いたし、悲しくなった」とツイートしている。
シーズン9の制作はまだ正式決定しておらず、エピソード数も従来の23~24話から13話程度に縮小されるようだが、キャッスル役のフィリオンは契約更新に向け交渉を行っているという。