「アウトランダー」ジェイミー役のサム・ヒューアンがシーズン2の裏話を明かす
2016年4月18日

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全世界で累計発行部数2500万部を突破したダイアナ・ガバルドンの同名小説を初めて映像化したファンタジー・ロマンス巨編「アウトランダー」シーズン2の日本上陸を記念し、ジェイミー・アレクサンダー役で世界中の女性のハートを射止めたサム・ヒューアンがインタビューに応じた。
シーズン1は全編に渡りスコットランドが舞台だったのに対し、シーズン2はパリから始まる。初めて第1話の台本に目を通した時は、「脚本を担当したロン・ムーアが、原作とは違うタイムラインのいじり方をしていたのが興味深かった」と述懐し、「舞台がパリになったことで、カラフルで軽快なトーンになった。しかし、その軽さの下には見えない危機があって、後半にスコットランドに戻ったら一気にシリアスになるんだ。前半と後半で対称的な展開になるよ」と、今後も一筋縄ではいかない展開になることを示唆した。
100カ国以上で放送されている本作の出演をきっかけに大ブレイクしたヒューアンは、役作りについて「ジェイミーとは、同じスコットランド人という共通点はあるけど、性格は全然違う。撮影前から役者として肉体的にも過酷な撮影になることは覚悟していたけれど、前向きに挑戦した。(カトリーナ・バルフ演じる)クレアが登場してからは、成り行きに任せられたからやりやすかった」と意欲的に挑戦したことを明かした。また、「撮影前にプロデューサー陣と綿密な話し合いをしてから演じている」と製作陣とのチームワークの良さも伺わせた。
「学生時代に落第点を出したフランス語以外に」、ヒューアンにとっても劇中のジェイミーにとっても新たな挑戦の連続という「アウトランダー」シーズン2は、4月22日からオンライン動画配信サービスHuluで配信開始。海外ドラマ専門チャンネルAXNでは6月から放送スタート。ブルーレイ&DVDはソニー・ピクチャーズより今秋リリース予定。