「glee」アーティ役俳優、ゲイの権利運動描くABCのドラマシリーズに出演
2016年4月18日

Photo by Mike Marsland/WireImage/Getty Images
アカデミー賞主演男優賞と脚本賞を受賞した「ミルク」(2008)のガス・バン・サント監督、脚本家のダスティン・ランス・ブラック、プロデューサーのブルース・コーエンが再タッグを組む米ABCのミニシリーズ「When We Rise(原題)」に、「glee/グリー」の車椅子の少年アーティ役で知られるケビン・マクヘイルの出演が決定した。
「When We Rise(原題)」は、同性愛者権利運動の転換点と呼ばれる、1969年6月の“ストーンウォールの反乱”以降のLGBT人権運動の歴史を描くドラマシリーズ。脚本を手がけたブラックが長年温めてきたプロジェクトで、全8エピソードからなるシリーズの初回(2時間の特別枠)の演出をバン・サント監督が手がけることになっている。
複数の実在のLGBT活動家たちの物語が描かれ、マクヘイルはエイズ活動家ボビー・キャンベルを演じる。ほか、ガイ・ピアースが「ミルク」でエミール・ハーシュが演じていたクリーブ・ジョーンズ、メアリー=ルイーズ・パーカーがサンフランシスコの女性人権活動家ロマ・ガイ、レイチェル・グリフィスがHIV/AIDS専門看護師のダイアン、ディラン・ウォルシュがHIV/AIDSの初期治療にあたった皮膚科医マーカス・コーナントを演じる。
「When We Rise(原題)」は2017年の放送を予定。