「ハウス・オブ・カード」全てのシーズンがNetflixで配信開始

2016年3月4日

　デビッド・フィンチャー監督のテレビ進出作で、米Netflixで2013年に配信がスタートした、濃厚な味わいのポリティカル・サスペンス「ハウス・オブ・カード」の全てのシーズンが、3月4日の17時からNetflixで視聴可能となった。これまで日本ではシーズン2までしか発表されていなかったため、シーズン3と4が初上陸となる。

　本作は米Netflixが初めて製作したオリジナルドラマで、オスカーに2度輝いたケビン・スペイシーが主演を務め、製作総指揮も兼任した。また、オンラインストリーミングドラマとして初めてエミー賞にノミネートされ、これまでにエミー賞ではドラマシリーズ監督賞（デビッド・フィンチャー）など計3部門、ゴールデングローブ賞ではドラマシリーズ主演女優賞（ロビン・ライト）、同部門主演男優賞（ケビン・スペイシー）に輝いた名シリーズ。

　Netflixオリジナル作品であるにも関わらず、日本のNetflixでは未配信だったため、ファンたちから新旧シーズンの配信を求める声が多く寄せられていた。NetflixのCEO、リード・ヘイスティングスは「Netflixは、私たちのサービスにおいてみなさんの期待に応えるように常に努力しています。昨年の日本のサービス開始後に、なぜ『ハウス・オブ・カード』がないのか？と日本の多くのファンの方から頂いたコメントを拝見していました。今日、ここに『ハウス・オブ・カード』が日本で全てのシーズンをご覧いただけるようになったことをお知らせできることを嬉しく思います」とコメントしている。

　最新のシーズン4では、「ロボコップ」「スーサイド・スクワッド」のジョエル・キナマン、「バレエ・カンパニー」のネーブ・キャンベル、「アメイジング・スパイダーマン2」のコルム・フィオールが新たに参戦。シーズン5の製作も決定した「ハウス・オブ・カード」の日本での人気はますます加速しそうだ。