ニッキー・ミナージュ、自伝的コメディドラマを制作＆主演

2015年10月5日

　女性ラッパーのニッキー・ミナージュが制作総指揮＆主演を務めるタイトル未定の自伝的コメディドラマが、米ABCファミリーで放送されることがわかった。

　1982年にトリニダード・トバゴで生まれたミナージュは、子どもの頃にアメリカに移住し、ニューヨーク・クイーンズで育った。マンハッタンの名門アート校ラガーディア・ハイスクールで演技を学び、本来は音楽よりも女優としての道を目指していた。その後、ラッパーとして活動するようになり、刺激的な歌詞とビジュアルが注目の的に。10年に7曲が同時に米ビルボードチャート入りするという最多記録を打ち立てた。12年には映画「アイス・エイジ4 パイレーツ大冒険」で声優デビューし、コメディ映画「The Other Woman」ではキャメロン・ディアスの秘書役を演じている。

　米Deadlineによれば、ドラマは映画「SEXテープ」の脚本家ケイト・アンジェロが執筆しており、ディーバとして音楽界に君臨する前の90年代のミナージュの成長を描く。パイロット版はこの冬、ミナージュのホームタウンであるクイーンズで撮影される。