タランティーノ監督、引退計画を説明 テレビドラマに移行か?

2015年7月15日

クエンティン・タランティーノ監督
クエンティン・タランティーノ監督
写真提供:アマナイメージズ

 クエンティン・タランティーノ監督が、自らの引退について再びコメントした。映画史に残る多くの名監督が晩節を汚していると主張するタランティーノ監督は、8作目となる「ヘイトフル・エイト」のあと2作品を手がけ、計10作品で引退すると昨年表明していた。

 7月11日、米サンディエゴで行われた世界最大級のポップカルチャーイベント、コミコンに最新作「ヘイトフル・エイト」を引っさげて登壇したタランティーノ監督は、「もっと映画を作って欲しいと思われているうちに辞めたい」と従来通りのスタンスを維持しながらも、必ずしも10作目で引退することにはならないようだ。「これまでのキャリアで、10年間でだいたい3本の映画を作っている。この10年間で、これ(『ヘイトフル・エイト』)は2つめだ。さらに、次の10年間がある」

 言葉通りに解釈すれば、タランティーノ監督は2030年まで活動する予定のようだ。ただし、「ヘイトフル・エイト」を70ミリフィルムで撮影するほどのフィルム愛好家として知られているため、フィルムでの映画撮影と上映が不可能になれば、映画作りを辞めるという。

 それだけに、テレビドラマに移行する可能性はある。「俺の脚本はいつも長すぎるので、大量にカットされる。もし、次に書いた脚本が長大になって、8時間分になったらミニシリーズでいくのもいいね」。この発言からも、クリエイターとしての活動は当面のあいだは続けるようなので、ファンは安心して良さそうだ。