アシモフ「ファウンデーション」を米HBO＆ジョナサン・ノーランがテレビドラマ化

2014年12月5日

　米HBOとワーナー・ブラザース・テレビジョンが、アイザック・アシモフのSF小説「ファウンデーション」のテレビシリーズ化を企画しており、そのプロデュース＆脚本を「インターステラー」「ダークナイト」シリーズの脚本家ジョナサン・ノーランが務めると、米The Wrapが報じた。

　ノーランは、J・J・エイブラムスとともに米CBSのヒットシリーズ「PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット」のクリエイターを務めているほか、現在は同じくHBOの新ドラマ「ウエストワールド（原題）」の制作にエイブラムスと着手している。

　「ファウンデーション」シリーズは、日本では「銀河帝国の興亡」や「銀河帝国興亡史」のタイトルでも知られる全7作からなるアシモフの代表作。2009年には、米ソニー・ピクチャーズがそのうちの第1作から第3作までの3部作の映画化権を獲得し、ローランド・エメリッヒ監督のもとで企画が進められていたが、頓挫。今年に入って権利が切れたため、HBOが高額で映像化権を取得したという。