フィンチャー制作ドラマ「ハウス・オブ・カード」にプッシー・ライオットがカメオ出演?
2014年8月25日

写真:AP/アフロ
過激なゲリラパフォーマンスで知られるロシアの女性パンクロック集団「プッシー・ライオット」が、米ネットフリックスの人気ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」にカメオ出演するようだ。
同作は、1990年に英BBCで放送されたミニシリーズ「野望の階段」を、デビッド・フィンチャーがケビン・スペイシー主演でリメイクした作品。ホワイトハウス入りの夢を潰された政治家フランシス(スペイシー)の壮絶な報復を描くもので、巧妙な駆け引きや男女の欲望が複雑に絡み合うストーリー、制作費約100億円という破格のスケールが話題を集めている。
英Dazed&Confusedによれば、「プッシー・ライオット」のメンバーであるナデズダ・トロコニコバとマリア・アリョーヒナがこのほど、ドラマの撮影現場で目撃された。制作チームの関係者は、2人がシーズン3に出演することを認めているという。ちなみに今年5月、2人は同作のスタッフとミーティングしたと報じられたが、その際には「政治映画の制作について教わった」と語っていた。
トロコニコバとアリョーヒナは2012年、モスクワのロシア正教会の祭壇前でプーチン大統領を批判する歌をパフォーマンスし、2年の禁固刑を受けたが、13年12月に釈放された。