映画版「宇宙空母ギャラクティカ」が再始動
2014年4月11日

写真:Album/アフロ
米ユニバーサルが、「宇宙空母ギャラクティカ」の映画化に本格的に乗りだしたと米バラエティが報じた。
「宇宙空母ギャラクティカ」は、人工知能サイロンの反乱により絶望の危機に瀕した人類のサバイバルを描くSFドラマ。1978年に米ABCで放送開始となって以来、次々と関連作品が生み出された。
2003年には、「スター・トレック」シリーズの脚本家ロナルド・D・ムーアが「バトルスター・ギャラクティカ」としてリブートし、4シーズンにわたり好評を得た。09年にはブライアン・シンガー監督がリブート版を映画化すると報じられたものの、その後は目立った動きはなかった。
同シリーズの権利を保有するユニバーサルは、ジョニー・デップ主演の最新作「トランセンデンス」(ウォーリー・フィスター監督)の脚本を手がけたジャック・パグレンに、映画版「宇宙空母ギャラクティカ」の脚本執筆を依頼。パグレンは、リドリー・スコット監督の「プロメテウス2(仮題)」の脚本を手がけている注目の新鋭だ。またオリジナル版の企画・製作総指揮を務めたグレン・ラーソンがプロデューサーとして参加することになるという。監督やキャスト、公開予定は未定。