人気ファンタジードラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」が映画化か

2014年4月1日

　米人気ファンタジードラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」に映画化案があることが明らかになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。同ドラマは、ジョージ・R・R・マーティンのファンタジー小説シリーズ「氷と炎の歌」が原作で、アメリカでは第4シーズンの放送がスタートする。

　ニューヨークで行われたプレミアに参加したマーティンは、同テレビシリーズを映画で締めくくる企画があることを明らかにした。「原作はあとになるにつれて（規模が）どんどん大きくなる」というのがその理由で、壮大なフィナーレを映像で描くためには、巨額の予算をつぎ込んだ大作映画として描くのが適切だというのだ。ただし、テレビシリーズがどれほど継続するのかわからないので、映画化の具体的な時期は決まっていないという。

　また、これとは別に「氷と炎の歌」シリーズには同じ物語世界を舞台にした中編「ダンクとエッグの物語」シリーズが存在するため、こちらを映画化する案もあるという。

　映画版が作られることになれば、「ゲーム・オブ・スローンズ」を制作するHBOはタイムワーナー傘下にあるため、ワーナーで実現することになりそうだ。ワーナーは、これまでも「セックス・アンド・ザ・シティ」や「アントラージュ」などHBOの人気ドラマの映画化を手がけている。