スギちゃん、故相澤会長から助言「役者の方面で頑張ろうかと言われた」

2013年6月10日

　お笑い芸人のスギちゃんが5月30日、都内で行われた海外ドラマ「ホームランド」のブルーレイ＆DVD発売記念イベントに、タレントの森下悠里とともに出席。23日にすい臓がんのため亡くなった所属プロダクション「サンミュージックプロダクション」の相澤秀禎会長について、「僕が入院したとき、お見舞いに来てくださり、優しい言葉をかけていただいた。優しさがにじみ出ている方で、皆さんに慕われるのもわかる」と語り、故人を偲んだ。

　また、「ワイルドだろ～」に続くスギちゃんの新ネタを見た生前の相澤会長から「役者の方面で頑張ろうか」と助言があったといい、「今後、役者をやるかわかりませんが、会長の思いのためにもお笑いを頑張っていきたい。ぜひ見守ってください」と天を仰ぎ、芸人として決意を新たにしていた。

　「ホームランド」は8年前にイラクで行方不明になった海兵隊員が、“英雄”としてアメリカに帰還するも、転向したテロリストとしての疑惑をかけられるアクションサスペンス。米人気ドラマ「24」の製作スタッフが手がけ、クレア・デーンズが真相を追うCIAエージェントを演じている。

　海外ドラマ好きだという森下は、「今まで見た海外ドラマの中で、一番好き。スリリングで予想ができない展開はもちろん、『これ、ドラマなの？』って思うほどキャストも豪華。それに、かなりエロティックなシーンもあるんですよ」とアピール。一方、スギちゃんは森下の意見にうなずくばかりで、記者からは「仕事をしていない」と厳しい指摘も。それでも「森下さんとまったく同じ意見。だから、わざわざ会話に割って入るのもおかしいでしょ」とあくまで空気を読んだだけと胸を張っていた。