米調査会社ニールセン、ネット視聴増加でテレビ消費の算出法を変更

2013年3月5日

ネットフリックスのセットボックス
ネットフリックスのセットボックス
写真:AP/アフロ

 デジタル技術の進化に合わせて、米調査会社ニールセンがテレビ視聴の調査方法を一新することになったと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。

 ニールセンは、これまでアンテナやケーブル、衛星放送などでテレビを受信できる家庭をテレビ世帯としていたが、今後はブロードバンド環境で据え置き型のテレビゲーム機がある家庭も、テレビ世帯にカウントする。テレビのネットワーク局や広告主にとっては、ニールセンの変化は遅すぎたという意見もある。

 最近では、衛星放送やケーブルテレビの契約を解除する人が増加する一方で、若い世代はそもそも契約を結ばず、ネットフリックスやHuluでテレビのコンテンツを視聴することが一般的となっているため、従来の「テレビ世帯」は実態を反映していなかった。ネットワーク局もコンテンツのオンライン配信に積極的になったいま、正しい広告料金を算出するためにも正確な調査が必要となる。

 ただし、iPadなどタブレットを通してのテレビ視聴に関しては調査中のため、現状ではテレビ家庭には追加されないという。