「マッドメン」流ライフスタイルを貫いたら寿命は何歳?
2012年3月12日

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米ドラマ「マッドメン」のシーズン5の全米放送開始を直前に控え、Vultureが「ドン・ドレイパーが死亡するのはいつか?」という分析記事を発表した。
「マッドメン」は、1960年代の広告業界を舞台にしたドラマで、シーズン5の舞台は65年。ドラマの世界では、酒やタバコなど、健康志向の現代とは異なる慣習や文化が描かれている点が魅力だが、「マッドメン」的ライフスタイルの健康への影響に着目した。
主人公ドン・ドレイパーの生活習慣をもとに、保険会社で危険率や保険料率などを算出する保険計理士に調査を依頼。ドレイパーは身長182センチ、体重78キロという理想的な体型をしている。しかし、タバコを1日2箱、酒を1日5杯飲む生活を続けており、血圧も160/100と高い。
このライフスタイルの影響で、保険計理士は平均寿命より10歳低くなると推定。年収4万5000ドル(現在の32万2000ドルに相当)と高く、裕福な人は長生きする傾向があるものの、ドレイパーの場合は他の要素で相殺されてしまうという。運動をほとんどしないものの、時おり腕立て伏せや水泳をするので、寿命が半年延びる可能性も示唆。こうしたデータをもとに、ドレイパーが85年に63歳で死亡すると推定している。