「アリー my Love」の女優が拒食症を告白
2010年11月2日

写真:Newscom/アフロ
TVシリーズ「アリー my Love」で知られる女優ポーシャ・デ・ロッシが、回顧録「アンベアラブル・ライトネス:ア・ストーリー・オブ・ロス・アンド・ゲイン(Unbearable Lightness: A Story of Loss and Gain)」のPRのため米TV番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」に出演し、拒食症に苦しんだ過去を語った。
英デイリー・メール紙によれば、現在37歳のデ・ロッシは20代の頃、1日に300キロカロリーしか摂取せず、身長5フィート8インチ(約172センチ)に対し体重は82ポンド(約37キロ)しかなかったが、そのことを共演者や友人に隠していたという。
デ・ロッシは、番組で「決して誇れたことではないけれど、私にはものすごく強い意志があったんだと思う。とにかく痩せることしか考えていなかった。ダイエットに失敗するくらいなら、死んだほうがいいとさえ思っていた」と告白。1日に20錠の下剤を服用することもあったと涙ながらに打ち明けた。
拒食症を克服したデ・ロッシは、1年間で体重が168ポンド(約76キロ)になったとのこと。また、拒食症だけでなく、自身が同性愛者であることも周囲に話せずにいたと明かした。
デ・ロッシは、2001年に人気女性司会者のエレン・デジェネレスと知り合い、08年に結婚。11月1日全米発売の回顧録には、デジェネレスとの出会いや結婚までのいきさつも記されている。