ブリトニーが真実の姿を語るドキュメンタリー番組、米英で近日放送

2008年11月20日

　「たとえ刑務所に入っても、いつか外に出て自由になることができる。でも（私の）この状況には終わりがないの。まるで（ビル・マーレイ主演の映画）『恋はデジャ・ブ』みたいだわ」。電撃結婚、出産、離婚、リハビリ施設入所とさまざまなドラマを経験し、パパラッチのカメラフラッシュを浴び続けるブリトニー・スピアーズが、自身について語った約90分のドキュメンタリー番組「Britney Spears：For the Record」が米MTVで11月30日、英Sky1で12月1日に放送されるにあたり、その予告映像が公開された。

　「この2～3年は本当にいろんなことがあった」と語るブリトニーは、元夫ケビン・フェダーラインとの結婚について「間違った理由で結婚してしまったと思う。自分の気持ちに従って幸せになるためではなく、ただ“結婚”という形式に飛びついてしまった」と告白。彼女の新曲「ウーマナイザー」が流れる中、「音楽はその人が何を経験したかを反映しているの。私の曲は、私が体験してきたことを反映しているわ。私の一部みたいなものよ」と真摯な表情で語っている。

　カメラは3カ月にわたってブリトニーに密着し、12月2日全米発売の新アルバム「サーカス」のレコーディングやPV撮影、ダンスリハーサルの風景など、彼女がキャリア復活に向けて励む姿を記録してきた。「私がどんなことを経験して、これからどこへ進もうとしているのか、はっきり伝えるいい機会だった」と語るブリトニー。「振り返ると“一体、私は何を考えてたの？”って思う。でも私は学んだわ。もう十分よ」