秋の新ドラマ。エイブラムス「フリンジ」好スタート、「90210」は大幅ダウン
2008年9月12日
[ニューヨーク 11日 ハリウッド・レポーター] 火曜日20時枠の秋の新ドラマ対決はJ・J・エイブラムスに軍配が上がったようだ。FOXの新シリーズ「フリンジ(Fringe)」が堅調なスタートを切った。一方、先週のシリーズプレミアでは高視聴率を記録した「ビバリーヒルズ青春白書」のスピンオフドラマ、CWネットワークの「90210」は大幅に数字を下げている。
エイブラムス版「X-ファイル」として前評判の高かった「フリンジ」は、9日に90分の拡大枠でのシリーズプレミアを迎え、平均視聴者数910万人を獲得。派手な宣伝が繰り広げられたわりには圧倒的な数字を記録するには至らなかったが、まずまずの出だしといったところ。
同じ時間帯に放映された「90210」の視聴者数は320万人で、先週の初回から26%のダウン。コアな視聴者層である18~34歳の女性層でも36%もダウンし、同枠の番組の中では、高校生の妊娠を描いたABCファミリーの「The Secret Life of the American Teenager」(平均視聴者数450万人)にも及ばなかった。
※この記事はトムソン・ロイター通信社との契約に基づき、株式会社エイガ・ドット・コムが日本語翻訳を行っています。